くらやみ坂のグッドバイ<2024>

令和6年(2024年6月8日(土)14時/18時 9日(日)14時)
料金 一般 ¥2.500 シルバー(65歳以上)¥2.000 学生(大学・高校生)¥1.000 中学生以下 無料
会場 横浜にぎわい座地下 のげシャーレ

劇団麦の会 令和6年水無月公演
「くらやみ坂のグッドバイ<2024>」
作:高津一郎  脚色:山口雄大

くらやみ坂には処刑場がありました。

江戸の末期、横浜開港とともに人口が増えたことで、神奈川奉行所が設置され、同時に戸部牢屋敷が作られました。
その、戸部牢屋敷は、現在の横浜市西区のくらやみ坂の途中にあり、そこには刑場が併設されておりました。
そこでは打ち首もその刑の一つとして執行されていたそうです。ちなみに、戸部の牢獄は明治32年、根岸に作られた監獄に移転しました。
くらやみ坂の名前の由来は、昔は今よりも急な坂道で、途中で馬の鞍をおろして休ませなければならなかったから「鞍止み坂」という説、また、昔々は、細い坂道の両側が木に覆われていて昼間でも暗かったから「暗闇坂」そいう説もあるそうです。

▼くらやみ坂の近くに古い洋館あります。(※この物語はフィクションです)

明治に入り、戸部牢獄からほど近い場所に、洋館が建てられました。
その洋館は、1945年5月29日の横浜大空襲の戦火を奇跡的にまぬがれ、今もひっそりと残っているそうです。
そして現在、昭和、平成、令和と生き抜いた老婆がふたり、ひっそりと?暮らしているそうです。
その洋館を舞台に繰り広げられるコメディ!
初代代表、高津一郎の「くらやみ坂のグッドバイ」、
その再演として2003年に三代目代表の脚色で「くらやみ坂グッドバイ<2003>」、そして、再々演!「くらやみ坂のグッドバイ<2024>」